真夏の九州旅行 (part8)



 7月30日(2日目)になりました。

この日は、博多駅からスタートです。
ホームへ来ると、特急かいおう号が停車しておりました。
 博多駅も、九州新幹線開業に向けての工事が行われております。

ここで、ひろさんと出会い、おくちまんさんと三人で行動することになります。
 わたくしらは、8時15分発の特急「リレーつばめ」に乗車します。
 787系の車両です。
 グリーン車の乗降口では、客室乗務員が出迎えてくれます。
 早速、乗り込むことにします。
 まず入ると、ソニックと同様に、デッキの違いにまた驚かされます。
 そして、ホテルの通路のようなところを通ると・・・。
 グリーン車です。

ソニックと同じように、2−1列シートの三列シートが並んでいます。
 こちらの座席は、上と下の部分とで、リクライニングが二段階あるので、優れもののグリーン座席です。

通常なら、こちらの座席でも、快適なのですが・・・
 今回は、さらにグレードアップした、こちらのDXグリーン車を確保しました。
 1車両に3席しか無い、貴重な座席です。

値段のほうですが、通常のグリーン車より料金が加算されていますが、それほど痛い出費では無いです。
 このように、ここまで深くリクライニングが倒れます。
  そして、レッグレストまであり、寝るための座席という感じです。
 テーブルは、このように肘掛のところから出てきます。
 コンセントも何ヶ所かあり、パソコンを充電しながら、携帯電話も充電できるという感じになり、便利になっています。

また、リクライニングやレッグレスト、読書灯などは、肘掛のボタン一つで自由自在に出来ます。
 8時34分、鳥栖(とす)駅に到着しました。

天気もよく、かなり熱そうです。
 このあたりから、九州新幹線の工事現場が見えます。
数年後には、博多まで延伸されるのですが、そうなると、博多から鹿児島間が1時間台で行けるようになります。
 DXグリーン車のサービスの一つに、持ち帰り用のスリッパがあります。

よく見ると、「リレーつばめ」と書いてある部分は、シールが貼ってあるだけでした。
 通常、JR九州のグリーン車サービスは、飲み物とおしぼりだけなのですが、DXグリーン車ですと、それ以外に、クッキーまでもらえ、専用のトレイで持ってきてくれます。

そして、クッキーの袋も、リレーつばめオリジナルです。
 トレイのところにも、リレーつばめの文字が・・・。

このトレイは、持ち帰り禁止でした。
 クッキーの中身は、アーモンドの入ったクッキーが二つ入っていました。
 いつしか、リレーつばめも、郊外に出て、時速130kmで飛ばします。
 8時59分、大牟田(おおむた)駅に到着しました。

福岡県で1番南にある都市です。
 DXグリーン車のもう一つの特徴は、ハンガーがあります。

服もかけられるので、便利です。
 列車は、玉名(たまな)駅を過ぎて、菊池川を渡ります。
 菊池川を渡ると、平坦な部分が消え、小高い丘陵地帯を走行するようになりました。
 そして、列車は、田原坂(たばるざか)を通過。

西南の役で有名なところですね。




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